PS3のPS2ソフト再現を試す。日々。
PS3のメモリーカードアダプターを入手した。
開ける。
・・・あれ?
箱の裏面をよく読む。
「USBケーブルは同梱していません。」
・・・まぁPS3コントローラのUSBケーブル使えば良いんですがね。
・・・だとすると、無駄にでかい箱ですねコレ。
で、そんなわけでデータの移植をしたので
PS3におけるPS2のソフトの再現性を実験してみる事にした。
動く動かないの話はまぁ別にして。
実験開始。
検体はディスプレイは例によってAQUOS(LC32GH1)画面モードはノーマル(4:3)
ソフトはエースコンバット・ゼロ
PS2はSCPH-50000のD端子接続(480ⅰ)
PS3のファームのバージョンは1.3で接続はHDMI(480p )
まずは3Dモデルの検証。愛しの愛機EF-2000
上の写真、左がPS3で右がPS2
再現性が悪いと言われているものの、大差無い。
が、やはりジャギーが目立つ。そして何故か背景の質感が良くなっている気もする。
コレはPS2上では480ⅰ前提で製作されたモノをPS3が480pで表示する為だろうか?
それでは違いが良く分かる次の画像。
左がPS3で右がPS2
「Z」の斜めの所やロゴ字「E」の際で思いっきり差が出ている。
PS2の方が遥かに処理が良いのだ。
もっとも、PS2の処理が良いと言うよりPS3内部での解像度処理が悪いのだが。
ソニーさん、これはいかんですよ。
ここでふと思いつく。
画面では綺麗に見えるCGが印刷すると凄いジャギが発生してしまう現象。
これ、CGをかじった事のある人は分かると思う。それと同じじゃなかろうか?
つまり解像度が上がって、見えんでも良い余計な物が見える現象だ。
(今回のは「解像度が上がった」と言う表現はチト違うんだが)
ここで心配になり、別のソフトを立ち上げて比較する。
左がPS3に光臨したアルルゥ様、右がPS2のアルルゥ様。
ほとんど差は無い。良かった。
しかし、ここで疑問が残る。
ACZEROのロゴで問題が出る割にアルルゥ様ではほとんど差が無いように見える。
3Dモデルと2Dグラフィックで差が出ると言うなら分かるが
2Dのロゴ画像と2Dイラスト画像なのである。
アル様は元々PC用の画像だった為480ⅰでも480pでも変わらなかったと言う事だろうか。
動きの無い1枚絵だったから問題が出なかったのか?
とりあえず、今回はPS2はD端子、PS3はHDMIだったので
また暇を見てPS3もD端子にして比較してみる事にしますかね。
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コメント
>画面では綺麗に見えるCGが印刷すると凄いジャギが発生してしまう現象。
つまり解像度を上げたときにピクセル補完が働かずにフチが汚れるって事ですよね。
でも解像度を上げたり引き延ばして表示しているわけではないので、もともとピクセル補完は働かなくても良い(てゆーか働かない)ような気がします。
投稿: たぬ~~ | 2006年12月15日 (金) 00時07分
PS2のゲーム画面モードとして良く使用されるのは640x448と512x448の2つになります。いずれもPS2での画面表示は約4:3になるので、512の方は1ドットが正方形ではありません。
エースコンバット・ゼロは512x448、うたわれるものは640x448が使用されています。
多分ですが、PS3の場合は横640以外のモードをアナログ的に持っておらず、全て横640に補間して表示しているようです。
私もPS3にてPS1の続・御神楽少女探偵団(2Dゲームですが640<->512の画面変更が可能)を使って確認しましたが、横512にのみ補間処理が入りました。
投稿: がひょん | 2006年12月15日 (金) 02時38分
たぬ~~様、がひょん様 コメントどうもです。
どうやら御二方の考察が正解のようですね。
ソニーさん、コレはいかんですよ何とかして下さい
って感じです・・・
投稿: 葱。 | 2006年12月18日 (月) 14時50分